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続・合気道って何ですかC?(呼吸について)



「続・合気道って何ですかC?(呼吸について)」 
   

 これまでに3回、初回をいれれば4回程、合気道についての考え方を述べてきましたが、わかりにくい点も多々あったことと思いますので、Cということで、もう少し平易に説明していきたいと思います。
 
 合気道は呼吸です。ええ?また難しいことと思わずに読んでいただければと思います。
呼吸とは、はくことと、吸うことです。当たり前じゃないかと思われる方も多いと思いますが、この当たり前のことをしているのが合気道なわけです。(また、よくわからなくなってきた。)当たり前のことを当たり前のようにできるようにするのが合気道です。そのできるようにする練習を稽古というわけです。呼吸は普段は無意識にしているわけで、意識して呼吸をすれば自ずと力が入るものです。普段と変わらない呼吸の力で動くことを合気道というわけです。普段と変わらない呼吸にしていくことが大事です。それをするには最初に意識して呼吸する必要があるわけです。それをしないと、「統一力」とかという、物理的な言葉に置き換えられてしまって、合気道の理念からは外れた言葉が出てくるわけで、力の角度とか、方向とかという、合気道とは違った意味になってくるわけです。要するに、都合のよい解釈をして、呼吸とは程遠い「統一」という耳あたりの良い言葉に置き換えられてしまっているわけです。これを呼吸とはいいません。呼吸は呼吸です。合気道は呼吸で出来ています。統一力ではないわけです。統一力というものを使えば、力と力でぶつかるでしょう。どちらが力が強いのか?ということになります。合気道はどちらの力が強いのかではないのです。もしも相手が力を出してくれば、力で対抗するのではなく、その力を吸収してしまうわけです。吸収したところに力の存在はありません。そこに存在するのは呼吸のみです。その力を呼吸力というわけです。だから一般にいう筋肉力でもなければ、統一力でもないわけです。

 話が難しくなってきたので、平易にします。

 呼吸の力で簡単に体験できる方法を紹介しましょう。 
運動前に準備体操というものをすると思います。
  
    例えば「膝の屈伸運動」。
 これを呼吸を止めて行ってみてください。どうですか? 動きはしますが、きつくないですか?
膝にも大変負担が大きいと思います。筋肉の力で動いているからです。

 今度は、これを呼吸で動かしてください。ではどうするか、

   曲げるときも伸ばすときも口から息をはいてください。しっかりとはきます。息をはくリズムで曲げ伸ばしします。どうですか?楽に動かすことが出来ませんか?しっかりと、はくリズムで動かすと、全く筋肉力を感じなくなります。

  これが呼吸力です。特に年齢を重ねれば重ねるほど筋肉力ではどうにもなりません。筋肉力を使えば使うほど負担は大きくなり、痛める原因にもなります。

 呼吸力は誰でも持っている力です。この誰でも持っている呼吸力を活かしたのが合気道になるわけです。



    続編はまた後日、追記していきます。


                                平成24年10月7日(日)                  

                                     合気道新発田教室                             笹木裕幸

 


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